Kindle Kids+(Amazon Freetime Unlimited)レビュー

kindle Kidsモデル購入

今年のブラックフライデーセールで、息子にKindleを購入した。

息子はわりと本をよく読むので、一つあってもいいかなと思った次第。 電子ペーパーの方が目にやさしいかなと、タブレット端末ではなくKindleを選んだ。

電子書籍端末もいくつか選択肢がある。そのなかで、KindleはWhisperSyncという機能があって、よくわからない言葉を平易な言葉で説明する機能がある。 こういうの、本好きな小学生にはよさそうだ。

AmazonのサービスのKids+というのが気になっていたので、ちょうどよい機会だと思って購入してみた。

Kids+の無料ライブラリ

Kids+には1000冊の本が含まれる。 でも、具体的にどれとどれが入っているかを知ることはできない。 事前にラインアップを知れたらいいと思うんだけど、なんでできないのかね。

ざっと見てみたが、近所のツタヤの児童書コーナーに並んでいそうな本が含まれている。 しばらくは楽しめそうだ。

こんな風にライブラリにある本を自由に渉猟して好きな本を探すのも楽しい。 本屋に行くのもいいけれど、コロナのこともありあまり自由に出歩くのもままならない。

マンガもまあ、あるけれど、その辺は気にしないことにする。 学習マンガとかは、この端末だと解像度的に厳しそうな気がする。 その辺は残念だけど、電子ペーパー端末を与えたかったので、仕方ない。

Kids+でこどもと本をシェア

Kids+では、親のアカウントの下にこどものアカウントを作る。 そして、親のライブラリから、こどもに読ませたい本をこどものKids+にシェアすることができる。

こどもが「これ読みたーい」と言ってくるマンガとかでたまに自分が電子書籍で持っている本がある。 kindleをそのまま渡して読ませたいなと思うんだけど、他のライブラリまでは見せたくない。

(お父さんがマンガばっかり読んでるのがばれるからね)

従来のkindleでも、機能制限というのがあって、ライブラリへのアクセスを禁止するモードはある。 それを使えばkindleごと本を「貸す」ことはできる。 ただ、いかんせん自分の端末をそのたびに設定して貸すのはめんどうだ。 そこで、一つこどもに端末を持たせようと思っていた。

(ちなみに、この機能はkindle端末限定の機能で、iOSなどのkindleではできない。)

普通のkindleでもよいのだが、そのばあい、あくまでも端末は僕のだから、トッ プページのレコメンド的なものは僕へのレコメンドになる。 なにか、もっと、彼のパーソナルな画面がトップになるといい。

そこへ、キッズモデルだ。 これならたぶん、彼個人のトップページになるはずだ。

設定

kindleはまっさらな状態で到着したので、アカウントの設定からはじめる。 が、僕のアカウントは最初からはいっているものと勘違いしてこども用のアカウントを「新規作成」してしまった。

このばあい、こどものアカウントの下にKids+を設定するためのこどものアカウントができてしまう。 しかも、僕のアカウントとはひもづいていないので、本を貸すこともできない。

これでは、当初の目的を半分(こどもに本を読んでほしい)しか満たせない。

意味ないやん、と方法を探るもよくわからないので、サポートに連絡した。 サポートはチャット経由でお願いした。 なんだか、今回はとてもスムースに話しが進み、簡単に問題が解決した。

担当の方が新アカウントにひもづいてしまった、kids+をつなぎなおしてくれたのか、手元のkindleを初期化したら、僕のアカウントにkids+をひもづけることができた。

使い勝手

起動すると、kids+がオンになっている状態になっている。 おすすめの本とか、ジャンル一覧が表示されていて、無料の本を自由にダウンロードして読める。

こどもに本を貸すには、Webのペアレントサイトから設定する。 こちらにPCなどからログインすると、自分のライブラリが表示されるので、貸したい本をチェックしていく。

チェックした状態でこどものkindleを見ると、「ためしてみよう」のタブに貸した本の一覧がでている。

これで、親が子に自分のライブラリを見られることなく、本を貸すことができた。

こどものkindleとはいえ、メインアカウントは自分のものなので、メニューから「Amazon FreeTimeを終了」を選択してパスワードを入れると普通 のkindleのトップ画面が表示される。 そしてここから、こども用の画面に戻るには、メニューから「Amazon FreeTime」を撰択すればよい。

普段はこどもに貸しておき、なんらかの理由でkindleが使いたいときだけ大人が利用するという使いかたも可能

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