新しいPCを入手したときにまずすることはCtrlキーとCaps Lockキーの入れ替えだ。
なぜ未だにAキーの横にCaps Lockがあるのか謎としか言いようがないが、今はそれを言うときではない。
Windowsのばあい、この入れ替えにはいくつかの方法があるのだが、「正しい」方法をとらないといろいろとはまることになる。
簡便に見えて問題が多かったのが、Microsoft社謹製のPowerToysを使うことだ。これを使えば、簡単にCtrlとCapsを入れ替えることができる。入力方法のところで、CtrlとCapsをそれぞれ置き換えることができる。なによりOSを作ったMicrosoftが作ったツールだから完璧だろう。そんな感じで使っていたのだが、Ctrlに完全に変身したはずのCaps Lockキーを押すと、ときどきCaps LockがOnになるときがある。
少し詳しい人なら、AutohotkeyやKeyhacを使えばいいと言うかも知れない。だが、これも同じような感じだ。
最終的には昔からあるCtrl2capというツールに落ち着く。これはターミナルを管理者権限で起動して、コマンドを入力し、システムを再起動するという手間が必要になる。ちなみにCtrl2capの正体はレジストリを書き換えるだけのツールなので、手作業でレジストリを書き換えることでも同じことを実現できる。
ほんとこれだけのことなのだが、なぜ新しいPCを入手するためにこれをやらないといけないのか。Windowsの設定でこのぐらいのことができないのか?理解に苦しむ。もしかすると、Microsoftの社内にはCaps Lockを多用してテキストを入力する人がいるのかも知れない。古の言語には、大文字がコマンド、小文字が変数というものもあったように思うので、その言語でWindowsの一部が作られているのかも知れない。
というわけで、同じことで困っている人に、「CtrlとCapsの入れ替えはCtrl2capを使いなはれ」という助言だ。
まだ入れ替えていない人は、「CtrlとCapsを置き換えたら、ショートカットの入力とかすごく楽になるよ」とお伝えしておく。